店長日記

画像: vol.7  奥さんが大蔵大臣!

vol.7 奥さんが大蔵大臣!

2006年03月03日

三重県内のある体験会場で、70代の男性のお客様がおみえになりました。ひざが痛くひざの裏側もつっぱって、300メートルくらい(こまかい数字ですが)歩くと痛くて歩きづらくなるということでした。
現役の漁師さんらしくこの2ヶ月程は、ひざが不安で漁にも出られないと言われてました。
シンアツシンをご自分で10分程度お試しになり、「ちょっと歩いて具合を見て来るわ」と言って出て行かれ、1時間程して「なんかウソみたいに楽やなあ。まだ少しは痛いけど」とご機嫌で帰ってこられました。
「あまり無理しないで下さいよ。今は治療効果が出ていて楽ですけど、治った訳ではないですから」と私が言うと、携帯電話を取り出して奥様に買ってもいいか?と話し始めました。
電話中、そのご主人の顔色が段々曇りはじめ、電話を切った途端に「家内にあかん言われた」と小さく言われました。
「奥様と二人で使ったらいかがですか?」と言うと、「家内は6つ年下でテニスやるくらい元気なんや」と言って肩を落とし帰られました。
「痛みは本人じゃないとわからない」とよく言います。
ひざの不安を解消して漁に出よう!と思ったご主人の気持ちを考えると切なくなりました。
奥様にすれば「あんなに悪いひざがよくなる訳がない」と思うのは当たり前ですが、痛みが楽になるかどうかは実際に試した方でないと分かりません。
こういう例は以前にもありましたが、あのご主人の笑顔を思い出すと「縁がなかった」では寂し過ぎる、そんな出来事でした。
(写真は赤福さん)


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