店長日記

『7月29日(土)』

2017年07月29日

「うっ・・・おぇ~ゲホゲホ・・・」
「はい、鼻から息を吸って口からゆっくり吐いて~」
「ゲホゲホ、お~おぇ、えっ・・えっ~おぇ~」
鼻の穴に麻酔を掛けている間、カーテンで仕切られた目の前の検査室から聞こえるえずく声。
韓国ドラマの罪人が拷問に処されるシーンを思い出すようで、カーテンの向こうで行われている行為に少々ビビりながら順番待ち。
「はい終わりました。落ち着いてできましたね!」
と私はお褒めのお言葉を頂きました。
左を下に横に寝かされ、目の前にはモニター画面が。
絶対、強くえずいて涙が止まらないと思っていたので、メガネを掛けずに台へ。
「はい、つばはここへ遠慮なく吐き出してくださいね」とそれ用の紙を口の下へ敷き、「注射しますよ~」と右腕に注射。
部屋の電気が消され、「はい、始めますね」
暗いしメガネは掛けてないし、先生や看護師さんの顔も正直よく見えません。
鼻の前で話し言葉の通りに動く先生の指先と合間に伸びてくる看護師さんの指と。
目の前のモニターに映っているはずの私の胃の内部の様子が動く光になってボワッと見えるだけ。
「泡があるので消しますよ」と水でしょうかね?ピュ~と掛けて泡が消える。
思いの外楽で余裕があったので目を細めモニターへ集中。
「あ~全体的にピロリ菌特有の赤くなってますね~」
「そろそろ胃から十二指腸へ入り口が見えてきましたね」
「あ~小さなコブがありますね~まあこれは大丈夫ですね~」
ゆっくりと胃から食道、鼻の穴からカメラの先端が抜け検査終了。
検査中、鼻の奥に固いものがある感覚がず~としているだけで、喉にカメラのホースがある感覚はほぼ皆無でした。
これなら毎年恐れることなくできそうです。
一週間、除菌用の薬を朝晩食後に6個、それから2か月後に呼気検査、その後除菌の成果が。
一発で終わらせたのですが、さてどうなりますか?
西部警察の最終回「大門死す」をNHKのBSで放送していたので録画。
胃カメラをする前夜、一気に視聴。
一度見たっきりでしたので、ストーリーをほぼ忘れておりましたが思い出しながら。
熱くなった気持ちを最後の裕次郎のエンディング曲が癒してくれる。
「みんな誰かを愛している」
私は西部警察のエンディング曲を聴いて裕次郎の歌が好きになりましたから。


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