店長日記

『11月26日(水)』

2014年11月26日

田舎の酒造会社の会長さんが、シンアツシンをお求めくださいました。
数年前に脳梗塞を患い、言語障害以外の後遺症は幸い残らなかったそうです。
担当した指導員によると
「言語障害が残っているような感じもなかったけどなあ・・・」
と言っておりましたが、以前はもっと流暢にしゃべっていたのかも知れません。
足腰が弱ってきている80代前半のご主人さん、奥さんと一緒に来場されたましたが、奥さんの強い勧めもあり、自分で治療することになりました。
同日別の会場では、60代後半の奥さんだけ来場され、体験後具合が良かったのでご主人さんを連れてくるということで、しばらくして一緒に来場されました。
「何じゃ?器械か!ダメダメ」
とご主人さんが即効拒否反応を。
「奥さん、ちゃんとご主人に話しをしたんですか?」
「あ~いえ・・・」
「それじゃ~ご主人さんも怒りますよ」
と悪態をつくばかりのご主人さんに、指導員も最初は奥さんをかばうためにも、やんわりと説明をしていましたが、ご主人さんに変化はなく徐々に嫌気がしてきて早々のお帰り頂きました。
「すみませんでした」
と奥さんが深々と頭を下げて謝って帰られたそうです。
ちゃんと説明していない奥さんが悪いのですが、指導員は奥さんがご主人さんにお母さんの介護を毎日毎日、痛む腰をかばいながら頑張っている話しを聞いていますので、悪態をつくご主人さんに逆に腹が立ってきたのだと思います。
「自分のお母さんなんだから自分で面倒みれば良いんですよ!奥さんが介護できなくなれば分かるんですよね、どれだけ有難いか・・・」
といい大人がとったその態度に呆れ果てたのだと思いますが、やや怒り気味に言っておりました。
夫婦もそれぞれなので仕方ありませんが、前者のご夫婦みたいになりたいものですね。


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