店長日記

『12月7日(土)』

2019年12月07日

「来週、遠方へ出掛ける用事があるから、それまでに何とかならないかと思って」
足腰が痛む女性が、そんな期待を持って来場されました。
「それは無理ですよ」と指導員。
分かっているけど、言ってみたのだと思います。
継続治療が必要だということも理解していますので、最終的にはシンアツシンを申込されました。
「息子の嫁と折り合いが悪いから」と言う70代のご主人さん。
我が家を息子に明け渡し、町内の集合住宅で一人暮らし。
各家庭、それぞれに事情があるでしょうが、それにしても。
腰や首・肩の痛みで難儀しているご主人さん、「そんな自由になるお金がないから」と。
治療は続けてしないと、一人暮らしもいずれは大変になるかも?
「治らないなら帰ろう」
そんな当たり前の説明をすると、ご主人さんはそう言ったそうです。
「せっかくだから試して帰ろうよ」と奥さん。
変形した骨をどうやって元通りに治すのか?
例えその痛みは和らいでも、シンアツシンで刺激したくらいで骨が元に戻る訳がない。
納得いく良い病院・良い医者を探してください。
ジャニーズの岡田くん主演のドラマ「白い巨塔」を4話まで観終えました。
まあ~策を講じた際の束の間見せる悪~い顔つきは、以前主演した黒田官兵衛のごとくです。
大学の屋上で里見先生が、「医療は祈りみたいなものだろう」と財前に。
その通りなのだと思います。
その切なる祈りが必ず届く保証など全くありませんが、それでも「お願い助けて」と祈るしかないのです。
患者や家族は追い込まれれば追い込まれるほど。
それだけ確実性の低い部分が多いのも医療なのだと思います。
結果は、やってみなけりゃ分からない。


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